ファンの皆様 関係各位

いつもSUPER FANTASYを応援いただきありがとうございます。

既報の通り、2022年3月までSUPER FANTASYとして活動していた吉村たくみが2024年5月3日に永眠致しました。
TAKUMIの現事務所の関係者より5月3日に弊社代表が話を受け、同日の出演イベント終了後、SUPER FANTASY及びWIPのメンバーにその事実を申し伝えました。

TAKUMIは、2022年3月末にSUPER FANTASYとしての活動終了と同時に退所、現在は別の事務所様所属としてソロ活動をしておりますが、TAKUMIをよく知るファンの皆様が多くいらっしゃることも鑑みてSUPER FANTASYとしてのメッセージを発表させていただければと思います。

SUPER FANTASYのプロジェクトを準備し始めた2016年8月からTAKUMIがグループ活動を終了、退所した2022年3月まで、約5年8ヶ月という長い時間、共に夢を語り合い、夢を追いかけ、その楽しい時も辛い時も家族のように過ごしてきた大切な大切な仲間のあまりにも突然の訃報を受け、弊社所属アーティスト、スタッフ一同、言葉ではとても表現することのできない感情を抱え、茫然自失としております。

彼の音楽活動と向き合う姿勢はもちろん、曲がったことが嫌いで頑固なほど常に真っ直ぐなところ、自分が被害を受けて周りが怒っていても許してあげたいと言えてしまうような本当に人に優しいところ、笑顔が素敵で少し天然な、そんなチャーミングな人柄は、メンバーやスタッフはもちろんのこと、本当に多くのファンの皆様から愛されておりました。

現在は退所しソロ活動をスタートして約2年の月日が経ちましたが、私たちがTAKUMIと過ごした5年8ヶ月は、今でもまるで昨日のことのように思い出されます。

本当に眩しくてキラキラ輝いているTAKUMIは、彼のその情熱をかけて作り出したSUPER FANTASYとしての数々の作品を通じて、受け取ったすべての方の心の中で輝き続けていくことと思います。

そしてソロ活動を始めてからもなお彼が愛し続けてくれていたSUPER FANTASYというプロジェクトは、TAKUMIがまたいつでも戻って来れるように、これからも決して失われることなく続けていくことこそが私たちがTAKUMIに対して今できる唯一のことなのだと思います。

TAKUMIとかかわった弊社所属全アーティスト、そしてスタッフ一同、未だに到底信じがたく、この事実をまだ受け入れられない気持ちで、本当に深い悲しみの中におりますが、TAKUMIはこれからも私たちにとってかけがえのない仲間であると同時に家族であることに変わりはありません。

SUPER FANTASYの活動を通してTAKUMIと出会ってくださったすべての皆様、TAKUMIを知ってくださったすべての皆様、どうかSUPER FANTASYに TAKUMIがいたことを、彼が本当に愛したグループだったということを忘れないでいていただければ嬉しいです。


以下、HAKU、YUTO、TSUBASA、弊社代表からの公式コメントとなります。

■HAKU
SUPER FANTASYを応援して下さっている皆様へ。

たくみのご家族、ファンの皆様に心よりお悔やみ申し上げます。
突然の出来事に心が追いつかず、このような文を出すことにまだ戸惑いながら書いています。

僕自身、今こうしてSUPER FANTASYとして活動出来ているのはたくみとの出会いがきっかけです。僕にとって本当に大きな存在でした。
彼がグループを脱退し、ソロ活動を始めてから会う機会も減ってしまいましたが、変わらず僕の中では大きくて大好きな存在でした。
一緒に活動している期間、僕達の音楽を愛して下さりありがとうございました。
真っ直ぐ過ぎるくらい真っ直ぐでちょっと不器用だけど誰よりも愛と情に溢れた最高のアーティストの隣で歌えて幸せでした。

たくみへ

言いたいこと伝えたいことあり過ぎる
まだこの先も伝えられると思ってたよ
今はまだ纏まらないけど、纏まるわけないけど
たくみとまたいつか一緒にステージで歌えると勝手に思っていたよ。その日を楽しみにしてた。
一緒に創ってきたもの、ちゃんと大事にしていけばまたその時が必ず来るってどこかで信じてたよ。

最後の定期公演で一緒に歌った
『Space Between』の動画さ
実は落ち込んだ時とかよく見返すんだけどさ
俺その時まだ歌下手くそで、ピッチも悪くて
更にラストって感情も上乗せされて歌がブレブレだったんだけど歌詞が俺たちにハマり過ぎてるよねーってよく話してたじゃん？
ほら、歌詞思い出してよ

"宇宙のどこにいても見つけ出せるから
いつでもそばにいる
そうあなたは私の一部だもの
独りにしないわ
導かれるのよ あなたに
in the space between"

これからも大切にしてくね。

たくみがSF(俺たちとファン)に残してくれたもの
これからも大事に大事に歌ってく
俺が守ってくよ。
今はそれしか言えないけど

いつかそっち行ったらまた一緒に歌おう
ひとまずおつかれさま。ゆっくりしてて。

SUPER FANTASY HAKU

■YUTO
胸の中で感じてるものをどうやってこのような場で言葉にしたらいいのか正直分かりません。
考えれば考えれるほど出てくるのはSUPER FANTASYとして、友達として過ごしてきた思い出ばかりで、でも思い出して最後にはこの事実の壁で止まり、そこからの感情がなんなのかがわからないです。
これを喪失感と言うのか、ぽかっと心に穴が空いた感じと言うのか。
これから先、時間をかけて自分でも理解していこうと思います。
一緒に活動し、一緒に遊び、一緒に喜び、一緒に泣き、、、SFを卒業してからも、、、そしてついこないだまでも連絡取り合い、いつも最後に言うのが「またSFの曲歌いたいな、ゆうととステージ立ちたいな」と。
もうステージで俺は待ってるから、いつでも歌いにおいでよ。待ってるから。
ずっとSUPER FANTASYを愛してくれてありがとう。
そしてたくみが愛したSUPER FANTASYを俺は守っていきます。見守ってくれてたら嬉しいな。
これからは好き放題大好きな歌歌ってのびのびしてくれよ！
そしてこれを読んでくださってる皆さん、残念で仕方ないですが、でも、たくみという一人の存在がどれだけの人を幸せにしたか、人生を音楽で彩ってくれたか、そんなことに悲しみの隙間からでもありがとうと言ってやってください。
きっとそれがアーティスト、たくみがいた意味だと思うので。どうかよろしくお願いします。
たくみ、出会ってくれてありがとう、これからもよろしくね。

SUPER FANTASY YUTO

■TSUBASA
突然の悲報に、僕自身いまだ信じられません。
夢を叶えると約束して歩み始めたばかりなのに、どうしてという気持ちでいっぱいです。

巧君は音楽活動において唯一の同期であり、グループ活動の仲間でした。
音楽にかける思いは誰よりも熱く、真っ直ぐに向き合う人で、そんな巧君に僕自身背中を押される事がよくあり、いままでたくさん助けてもらいました。

一人の人間として、アーティストとして尊敬していたし、巧君の歌声に心を救われた人もたくさん居たはずなのに、もうその歌声を聴く事が出来なくなるのが残念でなりません。

これまでたくさんの思い出を本当にありがとう。安らかな旅立ちでありますように、謹んでご冥福をお祈り致します。

SUPER FANTASY TSUBASA

■弊社代表
ご家族 そしてファンの皆様　この度は謹んでお悔やみ申し上げます。

ファンの皆様へは、この様な形で突然かつ最悪の報告になった事をお許しください。
TAKUMIのことを考えるだけで涙がとまりません。

TAKUMIとは本当に色々なことがありました。
共に過ごしたのは5年8ヶ月と、彼の人生の中で言えばわずかな期間だったかもしれませんが、僕にとっては本当に濃くて充実した時間でした。
TAKUMIは音楽をするために、歌で人を幸せにするために生まれてきたかのような、まさに才能の塊とでもいうべき魅力的なアーティストでした。
彼の笑顔でこっちまで笑顔になり、ちょっと抜けたところがとてもかわいく、でも王子のようにかっこいい。
そして何より彼の唯一無二の歌声は、たくさんの人たちを魅了してきました。
でも正直に言うと、もっともっと彼の歌は、アーティストTAKUMIは世の中に知られるべきアーティストだったと思っているし、彼にはそれができると誰よりも僕は信じています。
きっとTAKUMIを知ってくれているすべての方は同じ気持ちなんだと思います。

「石井さんと公介さんのつくった曲が歌いたいです」とメッセージをくれたのが最後のやりとりになりました。
彼の気持ちを形にするべく水面下で動いてきましたが、叶えてあげることができませんでした。
今は本当に後悔の気持ちしかありません。
どうしても自分を責めてしまいます。
この事務所で一番の大人がこんな姿をさらして本当に申し訳ありません。
これから時間をかけて少しずつ前に進めたらと思っています。

そしてTAKUMIが何よりも愛してくれたSUPER FANTASYをメンバーと共に守り、そして大きなステージに立ち、夢を叶えたいと思います。
そのときはTAKUMIもSUPER FANTASYとして一緒にステージに立とう。
約束ね。

有言実行できる人間であれるよう、彼が自慢できるSUPER FANTASYであれるよう、TAKUMIに誓います。
そして何よりも
TAKUMIと出会えて僕の人生は変わりました。
TAKUMIと出会えて本当によかったです。
TAKUMI本当に、本当にありがとう。

株式会社ファンティビジョン　代表取締役 石井秀一